今回は直火で使用可能なキャンプにおすすめのチタンマグを紹介していきます。
保温、保冷性が高く頑丈、直火にも使用できるので冬場や夏場ではチタンマグが大活躍します。
チタンマグの特徴やおすすめのチタンマグも紹介していくので、キャンプ用のマグカップを探している方は参考にしてみてください。


・バイク歴20数年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・キャンプは1年中楽しむ派。
チタンマグの特徴


- 軽量
- 頑丈
- 保温・保冷性に優れている
- 高価
他の材質のもの(アルミ・ステンレス・ホーロー)と比べると少し高価ですが、その分軽量で頑丈なため長く使えるものになります。
チタン製のものは、保温性・保冷性に優れているため、「温かいものは温かいまま」「冷たいものは冷たいまま」という時間を長く保つことができます。
また、温かいものを入れて冷めたとしても、直火で温めることができるためとても便利になっています。
ただし直火で使用できるものはチタンマグの中でもシングルウォールの構造をもつタイプのものになります。
シングルウォールとダブルウォールの違い


ここからはチタンマグを直火で使用する上で重要な、シングルウォールタイプとダブルウォールタイプの説明を詳しくしていきます。
シングルウォール
シングルウォールタイプのものは簡潔に言うと、1枚の金属で構成されているマグカップになります。
そのため軽量で持ち運びに便利なものとなっています。シンプル構造で頑丈なため直火使用可能なものが多いです。
ダブルウォールタイプに比べ熱伝導性が良いため、熱い飲み物を注ぐと飲み口や持ち手も熱くなるため、やけどする場合があるため注意が必要です。
冷たい飲み物注いで使用する時は結露する場合もあります。
ダブルウォール
ダブルウォールタイプは2重構造になっているものになります。
この2重構造があることにより、冷たいものを注いだときの結露など押さえられます。また、2重構造で熱を逃がしにくくシングルウォールタイプのものより保温や保冷性に優れています。
しかし直火で熱すると2層間にある空気が膨張して破裂などの危険が伴うため直火ができないものが多いです。
2重構造により比較的、熱伝導性が低く熱いものを注いでも、飲み口や持ち手は熱くなりにくくなっています。
チタンマグサイズの決め方は?
チタンマグを購入する時に悩むのがサイズです。
サイズ展開が豊富なため、どのサイズを購入すればいいのかわからない方も多いはず…。
ここではサイズ用途目安をお伝えしていこうと思います。
サイズ | 用途目安 |
250ml以下 | 朝の珈琲や、夜まったりしながら飲むお酒用 |
300ml前後 | スープ類、食事中の飲み物を飲むとき用 |
350ml以上 | ラーメンやスープを作るクッカーとしても使用可 マグとしては少し大きめなので水分を良く摂る人や 飲み物の継ぎ足しをあまりしたくないときに便利 |
250ml以下、300ml前後を水分摂取量に合わせてどちらかを1つと
350ml以上(できれば400ml以上)を1つもっていると便利です。
キャンプスタイルによって別途クッカーを持っていく場合は250ml以下、300ml前後のマグカップどちらかで十分です。
クッカーとしての用途を網羅させたい場合は300ml前後では少し小さいので最低でも350ml、できれば400ml以上のマグカップがいいでしょう。
おすすめチタンマグのあると便利な機能!
ここからはおすすめするチタンマグの
『この機能あったほうがいいよ!』『これが付属してたほうがいいよ!』という便利機能をお伝えしていこうと思います。
スタッキングができる


収納に便利なスタッキング機能です。
スタッキングとは重ねて収納できる機能。言わばマトリョーシカ機能です(?)
スタッキングすることで2つのマグを持っていく場合、1つ分の収納スペースで2つ持ち運ぶことができます。
また、マグが同じ場所に収納されていることで『1つはあるけど、もう1つが見つからない!』という事態も避けられます。
マグは1つしか使わないという方でも、クッカーなどの調理器具を同じメーカーで揃えることでマグとクッカーがスタッキングできるものも販売されているため出来るだけスタッキングできるものを選んだほうが便利です。
直火ならシングルウォール


シングルウォールタイプとダブルウォールタイプの説明でもお伝えした通り、直火使用も視野にいれるのであればシングルウォールタイプがおすすめです。
冬場など保温性に優れて入るものの、外気が冷たいと覚めるスピードは早くなってしまいます。
家ではレンジでチンすれば温め直せますが、キャンプではそうは行きません。耐熱性の容器に移して温め直せばいいのですが、洗い物も増え手間になります。
直火で温めることができればその手間も省け、自分の好みの熱さで飲むことも可能になります。
蓋付きが便利
蓋がついているものだと保温性や保冷性が上がるとともに、カップに入ってほしくない落ち葉やホコリ、虫などからも飲み物を守ることができるので便利です。
直火可能なおすすめチタンマグ8選


ここからは直火可能なおすすめのチタンマグの紹介になります。
シングルウォールタイプでもSnow Peakのチタンマグように「直火で使用しないでください」と文言があるものは記載していません。
メーカー推奨で直火可能なおすすめチタンマグを紹介していきますので、何を購入しようか悩んでる方は是非参考にしてみてください!
WAQチタンマグカップ450ml(蓋付き)
デザインがシンプル別の容量とスタッキングができます。
マグの内側にはメモリが付いていて計量もできます。蓋のつまみが倒れてつまめなくなるのを防ぐロック式も搭載されていて湯沸かし時も安心して蓋を開けられる仕組みになっています。
【WAQアウトドアストア】

DaLaCa チタンマグカップ 450ml(蓋付き)
DaLaCaのチタンマグ450mlは同メーカーの五徳、チタンアルコールストーブとスタッキングが可能となっていて荷物の嵩張りを抑えることができ、登山者にもおすすめなチタンマグとなっています。
マグは450mlしか販売されていませんが、これ1つで飲み物からインスタントラーメンまで調理できて便利なサイズになっています。
ZAFIELDチタンマグカップ チタンマグ(蓋付き)
サイズ展開は420mlのみになっています。蓋のつまみが自立式になっていて、直火で温めた後でも蓋を開けやすくなっています。
EPI(イーピーアイ) シングルチタンマグ カバーセット330ml
EPIはEuro Pleasure Internationalの略で1961年イギリス創業のメーカーです。
デザインがシンプル&無骨っぽさもあるおすすめなチタンマグです。しっかりした作りですが、比較的安価で購入できるのも魅力の1つです。
別容量で500mlも販売されていますが、スタッキングはできません。
boundless voyageチタンマグカップ200ml−750ml(蓋付き)
サイズ展開が200・300・420・450・750mlと幅広く展開されていて、キャンプスタイルにあった容量を選んで持っていくことができます。
FIELDOORチタンマグカップ300ml(蓋付き)
サイズ展開が300mlと450mlがあり、スタッキングが可能となっています。内側にメモリが付いているので、お湯の量や料理の調味料の量もこのカップ1つで量ることができるので便利です。
収納袋も付属しているため持ち運びにも便利です。
TITAN MANIA(チタンマニア) チタンマグカップ300ml−750ml(蓋付き)
サイズ展開が豊富で300・350・420・550・650・750mlのサイズがあります。
蓋のつまみはロック&自立式になっていて蓋の開けしめがしやすくなっています。同メーカーの折りたたみカトラリーとアルコールストーブがスタッキングできるようになっているため、揃えて使用することで収納力が上がります。
Meichan’s Life チタンマグ300−450ml(蓋付き)
キッチンガーデン(家庭菜園)をおしゃれに楽しむアイテムのひとつとして作られたメーカーです。
デザイン性に優れていて、フレンチブルドッグをモチーフにしているため他のチタンマグにはない可愛らしさがあります。
サイズは300ml・400ml・450mlと展開されていて、別サイズすべてスタッキングが可能となっています。
まとめ
今回直火可能なおすすめチタンマグを紹介してきました。
マグカップにはチタン以外にも軽くて安価なアルミ、そこそこ頑丈で保温性に優れているステンレス、雰囲気がでるホーローや木製のものまで幅広くあります。
どれも良し悪しがありますが、長い付き合いで自分なりの味を出していきながら楽しめるマグはチタン製のマグカップが最適ではないでしょうか。
この記事が、今から購入を考えている方の参考になれば幸いです。