- 1年中使えるシュラフを探している
- NANGAシュラフでどのシリーズ買えばいいのか分からない
- 使い勝手が良いシュラフが欲しい
シュラフって夏用を買えば冬使えないし、冬用を買えば夏暑いし…しかもそこそこ値が張りますよね。
1年中使えるシュラフが欲しいけど、何度まで耐えられるシュラフを買えばいいのか分からん!!
筆者が悩みに悩んで購入し「コレ正解だった!」と個人的に正解がでたシュラフが3シーズン用のNANGA(ナンガ)オーロラライト450DXレギュラーでした。
この記事では「何が正解だったん?」「どうやって冬越すん?」をメインに使用レビューしていきます。
3シーズン用シュラフでの冬の過ごし方や、ナンガのオーロラライト450DXが気になる方はぜひ参考にしてみてください!
ナンガの3シーズンシュラフ「オーロラライト450DXレギュラー」スペック&特徴
- サイズ:長さ210×幅80㎝(身長178㎝まで)
- 収納サイズ:直径14×長さ30㎝
- 素材:スパニッシュダックダウン
- 重さ:865g
- 使用快適温度:0℃
- 下限温度:-5℃
- 付属品:保管用大き目のメッシュバッグ・収納袋
ちなみにこの使用快適温度を信用しきっていた私は、5℃のキャンプで底冷えに絶望しました…。使用快適温度は0℃でも底冷え対策で冷気をシャットダウンするマットは必須です‼
【特徴①】日本製で永久保証付き
元々布団メーカーでもあったナンガは、その技術と知識をシュラフ作りに反映させ、安全性と質にこだわった製品を販売しています。
ヨーロッパから輸入した高品質な羽毛を国内で洗浄・精製し、独自の技術で縫製職人がシュラフへと仕上げます。日本製で確かな品質をもつナンガは、さらに業界初の永久保証をシュラフに付帯しています。
生地が破れたり劣化したりしたものを無料で修理してくれる、ものすごい良いサービス!!
国内に自社工場をもつ&製品への自信や責任があるナンガだからこそのサービス!常に安心して使用できます。
【特徴②】収納サイズは比較的コンパクトだけど良いとは言い難い…
シュラフで有名なモンベルやイスカのダウンシュラフと比べると、収納サイズがコンパクトなナンガのオーロラライト450DX。
ですが「ものすごいコンパクト!!」というわけではありません。
タナックスのキャンピングシートバッグ2に積載していますが、手前の黒いのがNANGAのシュラフです。奥にあるDODのワンポールテントSと同等or2/3くらいの占拠率です(笑)
キレイに収納されている使用前は長さ30㎝くらいですが、自分で収納後は35~40㎝くらいになってしまいます。
コンプレッションキャップを使ってギュってすればもう少しコンパクトにできるので、一緒に購入しておくと収納が楽になります。
【特徴③】保管する時はメッシュ袋に入れて保管
我が家のキャンプギア置き場です‼(机の下)
ナンガのシュラフは中のダウンがちじこまないように、キャンプ帰宅後はメッシュの袋に入れて保管します。
大体高さ65㎝くらいでふわふわしてるので家での収納には結構幅が取られますが、これをしておく事で使用時快適な睡眠を得られます◎
迷ったら3シーズンシュラフを!季節問わず汎用性が高い
キャンプのシュラフを季節ごとに買い替えたくないなら3シーズンシュラフがおすすめ!
春・夏・秋の3シーズンはもちろん、冬も防寒グッズを買い足すだけで過ごせちゃいます。
ただし真夏は除く
そう、ただし真夏は除きます。真夏のキャンプは夏用のシュラフもいらないくらい…。「何か掛けないと眠れない」という方は薄めのインナーシュラフがおすすめです。
インナーシュラフはメインシュラフが汚れないように、シュラフ内で使用しますが単体でも使用できるので持っていると便利です!
3シーズンシュラフを冬使うために用意するもの
冬に使用する寝具グッズです。(※3シーズン用を冬に使用する場合、自己責任になるのでその点はご了承下さい。)
…といっても山の中に泊まるとかはしないので、氷点下10℃など過酷な冬用ではないのであしからず…。使用温度1℃~での体験談です。
- ナンガオーロラライト450DXレギュラー
- インフレーターマット&銀マット
- インナーシュラフ
- 湯たんぽ
インフレーターマット&銀マット
冬のキャンプの天敵ともいえる底冷え対策です。
いくらシュラフ内がポカポカ、テント内がポカポカでも地面からくる冷えは防げません。
シュラフの快適温度・下限温度が氷点下対応のものであっても、冷気を遮断できるマットは必ず準備した方がいいですよ!
インナーシュラフ
冬用の毛布のようなインナーシュラフがあればシュラフ内はぬくぬくです。
シュラフを3シーズン用と冬用で購入すると金銭面で負担になりますが、インナーシュラフは1,000~2,000円で購入できるものが多いので、金銭面的には大分抑えられます。
夏用よりは断然嵩張りますが、1度使うと冬のキャンプでは欠かせないアイテムになります!
湯たんぽ
湯を沸かす手間はありますが、湯たんぽがあるとさらにシュラフ内がポカポカです。
個人的にはハードタイプよりソフトタイプの方が収納しやすいのでおすすめ!
お湯を入れてすぐシュラフ内にインすれば朝まで暖かさが保たれます。ホッカイロをぺたぺた色んな所に貼るのが面倒なので、1.8L用と850ml用の2つを持って行って、足と腹部用で分けて使ってます。
ナンガオーロラライト450DXレギュラーを3年使用!メリット・デメリット
メリットデメリットをまとめると以下の通りです。
メリット
- 冬も使えるので冬用を買わずに済む
- 日本製・1年保証で安心
- ロゴが良い・見た目が良い(好みによる)
- 寝心地が良い
- マミー型だけどある程度ゆとりがある作りなので圧迫感がない
「見た目の好み」や「寝心地」は個人差があると思いますが、ダウンのふわふわで包み込まれる感じは、家でも使いたいくらい私は好きです!
あとはマミー型は結構首回り圧迫感あるような作りですが、チャックを占めてもダウンがふわふわしているせいか、ゆとりがあるように感じ圧迫感は全然ありません。
かといって中の熱が出ていくわけでもないので、絶妙な使い心地です。
デメリット
- 価格帯が少し高い
- 保管する時幅を取る(メッシュ袋で膨張するため)
- 使用後収納袋に入れる際少しコツがいる
日本製で高品質・永久保証の代償…価格帯が少し高めです。
季節ごとに買い替えが必要ないので、トータル的にはコスパは良いと感じますが初期投資としては「高っ!」が第一印象でした(笑)
収納時は押し込むように少しずつ詰め込んでいくんですが慣れないと指ちょっと痛いです…。結構ぎっちぎちに詰め込むので「収納袋壊れないかな?」と思いがちですが、壊れません。思う存分押し込んで詰め込みましょう。
ナンガオーロラライト他シリーズとの違いは?
ナンガのシュラフには大きく分けて4種類のシリーズがあり、それぞれ特徴が異なります。
- オーロラ…防水透湿性の表生地を採用したシリーズ。表面に水が付いても、中のダウンが濡れない仕様。
- オーロラライト…オーロラの防水透湿性を持ちながら、生地を薄くし軽量化されたシリーズ。
- UDD バッグ…羽毛自体に撥水加工を施したシリーズ。濡れてもダウンの膨らんでそのままで、保温性がキープされます。
- ミニマリスム…世界最軽量クラスのシリーズ。防水加工はされてないが、極限のマイクロパッキングを目指す人におすすめ。
軽量で丁度いい性能を持っているのが今回おすすめのオーロラライトシリーズです!
オーロラライトシリーズは3種類!
オーロラライトシリーズは性能別で3種類に分かれます。
オーロラライト350DX
3シーズン用で450DXより軽量◎
- サイズ:長さ210×幅80㎝(身長178㎝まで)
- 収納サイズ:直径13×長さ25㎝
- 素材:スパニッシュダックダウン
- 重さ:750g
- 使用快適温度:5℃
- 下限温度:0℃
- 付属品:保管用大き目のメッシュバッグ・収納袋
オーロラライト 600DX
オールシーズン使用できる600DX。450DXと比べると収納サイズや重さは大きめ。
- サイズ:長さ210×幅80㎝(身長178㎝まで)
- 収納サイズ:直径17×長さ31㎝
- 素材:スパニッシュダックダウン
- 重さ:1,050g
- 使用快適温度:-4℃
- 下限温度:-11℃
- 付属品:保管用大き目のメッシュバッグ・収納袋
あと1種類は今回紹介している「オーロラライト450DX」です!
「冬キャンプはしないよ~」って方はオーロラライト350DXがおすすめ!「安心して氷点下でガッツリ冬キャンプしたい!」って方は600DXがおすすめです。
キャンプ用シュラフはナンガのオーロラライト450DXが最適!
ナンガのシュラフは日本製で高品質、永久保証付きで安心して使用できます。
初回使用時に匂いが気になる方もいるみたいですが、私は気になりませんでした。気になる場合は使用前に1回風通しが良い所に干しておくといいみたいです!
オーロラライトシリーズの3シーズン用の450DXですが、他にも防寒グッズを購入すれば冬用のシュラフを購入するより低コストで冬キャンプに使用できます。
価格帯は少し高めですが、通年使用できるシュラフを検討している方はぜひ参考にしてみてください!