鉄板があると、キャンプ飯は何倍も美味しくなります。
今回はソロキャンプにおすすめな、軽量コンパクトに特化した鉄板6つのご紹介です!
合わせてお手入れ方法や、選び方のポイントもお伝えしていきます。
鉄板が欲しいけど鉄板の扱い方や、どのような鉄板を選べばよいかわからない方はぜひ参考にしてください。
キャンプ飯がより美味しく、楽しめるように自分に合った鉄板を見つけてみてください。
- ソロ用鉄板の選び方
- ソロ用鉄板のおすすめ商品
・キャンプ歴4年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・TOYOTAのライズを購入し最近はカーキャンプ三昧。
・キャンプは1年中楽しむ派。
ソロキャンプで鉄板はいる?いらない?
食事を美味しく楽しむためには、お肉などが絶妙に焼ける鉄板は欠かせない存在です。
また鉄板は焼くだけの簡単料理だけではなく、手の込んだ料理にも重宝する万能アイテムです。
とは言っても、鉄板と聞くと重たくて持ち運びにくい印象がありますよね。
鉄板にはファミリー用やソロ用があり、ソロキャンプで使用しやすいコンパクトで軽量な商品も多く発売されていて、軽量コンパクトな鉄板なら携行性が高く収納にも困りません。
ぜひソロキャンプには鉄板を持って行き、キャンプ飯を思う存分堪能しましょう!
ソロキャンプ用鉄板の選び方5つのポイント
ソロ用の鉄板を選ぶポイントは下記の5つです。
- A5サイズ
- 縁の有無
- シーズニングの有無
- 厚さ
- 素材
ここからは5つのポイントを解説していきます!
サイズはA5以下で十分
鉄板のサイズは様々ですが、ソロキャンプであればA5サイズ以下で問題なく使用できます。
一人分の肉やちょっとした野菜、ウインナーなどを焼くのにも、A5サイズがあれば十分なソロキャンプ飯を楽しめます。
またA5サイズ以下だとコンパクトなため、手軽に持って行けるのも嬉しいポイント!
一般的な鉄板は重量がありますが、A5サイズでコンパクトな商品だと軽量化も図れるため、さらに持ち運びに便利です。
縁があると油こぼれしにくい
鉄板には板状の商品と、縁がついている商品があります。
縁がある鉄板は油が鉄板からこぼれず、周囲をそこまで汚さないで済みます。
そのため調理した周辺の油汚れは最小限となり、簡単に掃除が可能です!
また油がこぼれて火にかかると、急に炎が大きくなり怪我や火傷などの危険性が高くなりますが、油がこぼれないため安心して調理できます。
加えて縁があることでタレを使った料理もできるので、調理の幅が広がる点も魅力の1つです。
シーズニングが不要な鉄板だと便利
鉄板にはサビ防止のためワックスが塗られている場合が多く、使用前に付着しているワックスを落とし、油の膜を作る作業をシーグニングといいます。
シーズニングには野菜くずが必要だったり、空焼きなどの工程があるため意外と手間がかかります
手間が面倒な方や、商品が到着してすぐ使いたい方には「シーズニング不要」な鉄板が便利でおすすめです。
販売する前の工場の段階でシーズニングを行っているため、購入後自分でシーズニングする必要がなくなります。
シーズニングが不要な商品は「シーズニング不要」と記載があるので、購入後すぐ鉄板を使用したい方は商品紹介をチェックして購入しましょう。
鉄板の厚さ
鉄板の厚さは様々です。
一般的に鉄板は厚みがあればあるほど、鉄板に蓄積された熱が効率的に食材へ伝わるため美味しく調理できます。
ただし鉄板の厚みがあればあるほど、当然重量も重くなります
鉄板が薄ければ携行性は高くなるので、何を重視するかで鉄板を選びましょう。
より美味しい食事をするために厚い鉄板を選択するのか、より軽量化を図るために薄い鉄板を選択するのか、自分のスタイルに合ったものを見つけてみてください。
素材で選ぶ
鉄板の素材は主に、鉄・アルミ・ステンレスがあります。
鉄製の鉄板は、蓄熱性があり、美味しい調理ができるのが魅力。効率的に食材へ熱を伝えるため、肉を焼く時にも中はジューシーに、外側はカリッと焼き上がります。
アルミ製の鉄板は、軽量であるために携行性が非常に高いです。また熱伝導率も高いため、すぐに料理にとりかかれます。
しかし大きな欠点としては、素材の性質上耐久性が低いことです
ステンレス製の鉄板は、サビの心配が低く、耐久性が高いことが特徴。鉄製と比較すると蓄熱性は落ちますが、メンテナンスが簡単なので、メンテナンスが苦手な方にはおすすめです。
鉄板のお手入れ方法
鉄板は、使用前のシーズニングと使用後のお手入れが必要です。
鉄板を洗剤で洗ってから火にかけ水気を飛ばした後、油を塗って熱します。再び油を塗り熱し、この工程を繰り返していくことで鉄板に油を染み込ませていきます。
鉄板の匂いが気になる時はネギなどの匂いが強い食材を炒めると、匂いを軽減できます。
最後に油を薄く塗って次回使用時まで、保管しましょう。
次に使用後のお手入れです。
食材のカスを取り除いたら鉄板に染み込んだ油が取れないよう、洗剤を使わずスポンジ等で水洗いするのがおすすめ。わざわざ油をキレイに拭き取らなくて良いため想像以上に簡単です。
洗った鉄板は熱して水気を完全に飛ばし、油を塗って保管しましょう。
キャンプで使ったら、サッと水洗いして持って帰ればいいだけだから楽ちん!
ソロキャンプにおすすめ最強鉄板6選!
ここからはソロキャンプでおすすめの最強鉄板6つをお伝えしていきます。
気になる鉄板があったらぜひチェックしてみてください!
※価格は「公式」記載のない商品はAmazon(2022.11現在)の税込価格です。
No.164:独焼鉄板(ヒロシの鉄板)
- 価格:4,770円(公式税込)
- サイズ:220mm ×130mm
- 重量:700g
- 付属品:取手・収納袋
無骨でかっこいいソロキャンプで有名なヒロシが作った鉄板。
ヒロシのスタイルに合ったソロ用の鉄板で、とにかく見た目がかっこいい鉄板です。
鉄板の取っ手部分には、自分の好きな紐を取り付けられる仕様で、自分好みにカスタマイズが可能。
更に収納する袋も無骨な雰囲気があり、汚れてもかっこよく決まるのも魅力です。
また調理のしやすい縁つきですので、実用性も兼ね備えられています。
鉄板の厚さは、4.5mmと3.2mmから選べるので、キャンプスタイルに合った鉄板を選択できます。
冒険用品:ヨコザワテッパン
- 価格:4,150円(税込)
- サイズ:A5サイズ(厚さ約5mm)
- 重量:1kg
- 付属品:専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙
真っ平な鉄板で更に取っ手も付いていないため、とにかくコンパクト収納ができる鉄板です。
「鉄板は持って行きたいけど収納はスマートにしたい」という方には、とくにおすすめの商品です。
シンプルな見た目でスタイリッシュなデザインに惹かれる方も多くいます。
縁がなく鉄板全体を広く使用できるため、A5サイズですが食材を多く載せられるのも嬉しいポイント。
また厚さは5mmと小さいサイズながらも厚みがあるため、食材が美味しく焼ける点も魅力です。
テンマクデザイン:男前グリルプレート
- 価格:1,742円(税込)
- サイズ:207mm×143mm(深さ9mm)
- 重量:本体/875g、ハンドル/95g、収納ケース/40g
- 付属品:ハンドル、収納ケース
波型構造の鉄板です。波状構造は食材に綺麗な焼き目をつけられるため、食欲が更に駆り立てられます。
また余分な脂は溝に落ち、カリッと香ばしいお肉が堪能できます。
男前グリルには、取っ手をつけられる箇所が対角線に備わっており、火加減や調理する人の位置によって、取っ手の取り付け箇所が簡単に変更可能です。
他商品より比較的リーズナブルなので、とりあえずソロキャンプ用のコンパクトな鉄板が欲しい方におすすめの商品です。
Belmont(ベルモント):極厚鉄板BM-287
- 価格:3,690円(税込)
- サイズ:210×150×8.5(板厚6mm)
- 重量:1.5kg
- 付属品:ハンドル・収納ケース
その名の通り、厚さが6mmもある極厚鉄板です。厚みがあるため蓄熱効果は抜群で、鉄板全体に熱が均等に伝わります。
そのため誰でも簡単に美味しく食材を焼き上げられます。
しかし厚みがあるため、重量は1.5kgとA5サイズの中では重量級なのが難点ですが、ハンドルは焦げ落としのスクレーパー(ヘラ)として使用可能。別途ヘラを持っていく手間は軽減されます。
重さはありますが、より美味しい食事がしたい方におすすめの鉄板です。
BUNDOK(バンドック):極厚鉄板6mm
- 価格:4,527円(税込)
- サイズ:260×180×15mm (厚み6mm) 蓋サイズ/約240×160×30mm
- 重量:2.56kg
- 付属品:ハンドル・収納ケース
こちらの鉄板も、厚さが6mmあります。
ベルモントの極厚鉄板BM-287と比較すると縦・横のサイズ共にバンドックの方が数cmずつ大きい仕様です。
そのためソロでも余裕を持った広さで鉄板料理が楽しめます。
またバンドックの極厚鉄板には、調理の幅が広がるステンレスの蓋が付属しています。
鉄板に蓋を併用すれば、餃子やハンバーグなど蒸す調理が可能。さらに保温性も高くなります。
蓋と鉄板が一緒に入る収納袋がセットになっている点も、うれしいポイントです。
鉄板で蒸し料理も楽しみたい方におすすめの鉄板です。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ):鋳鉄・Sサイズ
- 価格:935円(税込)
- サイズ:155×88×15mm
- 重量:380g
- 付属品:ハンドル
15.5cm×8.8cmと、とにかくコンパクトで持ち運びやすい商品です。
コンパクトですが、縁が深いので食材をこぼす心配がありません。
また手間のかかるシーズニングが不要なのも、大きな特徴です。ただし使用前は洗剤で洗い後、乾かして油を塗る作業は必要なので注意してください。
シーズニングが面倒な方には、非常におすすめの鉄板です。加えてリーズナブルな価格設定なので、予算を抑えたい方にもおすすめです。
ソロキャンプ用の鉄板はダイソー(100均)でも販売されている
近年キャンプブームの到来により、ダイソーでもキャンプ用品が多く販売されています。
鉄板もそのうちの一つで、ソロ用のミニ鉄板が購入可能です。
サイズは一人用の肉が焼ける程度の非常に小さなものですが、しっかりと鉄板の役割は果たしてくれます。
ダイソーで購入できるだけに、コストパフォーマンスは非常に優秀です。
本格的に鉄板料理を始めるか悩んでいる方は、お試しに購入してみるのも良いでしょう。
ダイソーオンラインショップはこちら
ソロキャンプはおいしい鉄板料理を楽しもう!
様々なソロ向けの鉄板を紹介してきました。
鉄板に挑戦するにはハードルが高いと思っている方や、ソロに持って行くには積載が大変だと思っている方もいると思いますが、ソロ向けに扱い安い商品が増えています。
そして何より一度鉄板料理を食べてみると、ハマってしまうこと必至!
美味しい鉄板料理をソロキャンプで堪能できるのは最高に幸せなひと時です。
是非、鉄板を持って行きソロキャンプを更に楽しんでください!